【最新版】モーリス産駒の特徴と評価|「やばい」は本当か・種付料600万円への値下げと2026年成績を検証

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はじめに

各クラブの募集馬リストを見ていると、毎年気になるのがモーリス産駒です。現役時代は「怪物」なんて呼ばれるほど強くて、マイルから中距離までG1を勝ちまくった名馬です 。その強烈な印象から、「産駒もさぞかし…」と期待する方も多いのではないでしょうか。  

でも、種牡馬としてのモーリスは、現役時代のイメージ通りなのでしょうか?どんな特徴があって、どんな配合なら走りやすいのか。そして、私たち一口馬主にとって、モーリス産駒への出資はどんな魅

力と注意点があるのでしょう。

この記事では、募集馬選びの参考になるように、種牡馬モーリスについて現役時代の実績・種付け料の推移・産駒の成績データ・活躍馬・各クラブの募集状況までをまとめました。募集年度に関係なく使えるよう、データは定期的に更新していきます。

現役時代の戦績と評価

まずは、お父さんであるモーリスがどんな競走馬だったのか、振り返ってみましょう。産駒の特徴は、父親の現役時代にヒントが隠されていることが多いですからね。

本格化前夜:もどかしいレースが続いた3歳時代

モーリスのキャリアは、最初から順調だったわけではありません。2歳でデビューしてすぐに2連勝し、「お、これはクラシック候補か?」と期待されました 。ところが、3歳になるとスプリングS 4着、京都新聞杯 7着など、勝ちきれないレースが続きます 。才能の片鱗は見せるものの、なかなか結果に結びつかない、もどかしい時期でした。  

この「若い頃は苦労した」という点は、モーリスを理解する上でとても大切なポイントです。彼は早くから完成するタイプではなく、体がしっかりしてくるのを待って強くなる「晩成型」だったんですね。この傾向は、産駒にもしっかり受け継がれています。4歳になって堀厩舎に移ってから、彼の才能は一気に花開くことになります 。  

マイル路線の絶対王者へ:2015年の快進撃

4歳になったモーリスは、まるで別馬のように覚醒します。条件戦を連勝すると、ダービー卿チャレンジトロフィー(GIII)で後続に0.6秒差をつける圧勝で重賞初制覇 。そして迎えた安田記念(GI)では、GI馬が5頭もいる豪華メンバーの中で1番人気に支持されます 。レースでは好位から力強く抜け出し、見事にGI初制覇を成し遂げました 。  

勢いは止まらず、秋にはマイルチャンピオンシップ(GI)も完勝 。これで史上6頭目となる「春秋マイルGI制覇」を達成します 。年末には香港マイル(G1)にも挑戦し、当時のアジア最強マイラーと言われた地元の英雄エイブルフレンドを破って優勝 。年間6戦無敗、GI・3勝という圧倒的な成績で、2015年の年度代表馬に選ばれました 。  

「距離の壁」を打ち破った中距離王

2016年、陣営はマイルだけでなく、さらに上のカテゴリーである中距離路線に挑戦します。まずは香港のチャンピオンズマイル(G1)を連覇し、マイラーとしての地位を不動のものに 。しかし、その後は札幌記念(GII)2着、安田記念2着と連勝がストップ 。一部では「2000mは長いのでは?」なんて声も囁かれる中、天皇賞(秋)(GI)へと向かいました 。  

この天皇賞(秋)こそ、モーリスの強さを決定づけたレースと言えるでしょう。中団でレースを進めると、府中の長い直線で馬場の真ん中を突き抜け、リアルスティールなどの強豪を置き去りにして完勝 。鞍上のライアン・ムーア騎手も「この脚なら誰も追いついてこれない自信があった」と絶賛するほどの強さでした 。マイルで見せたスピードだけでなく、2000mでも通用するパワーとスタミナを証明し、距離への不安を一掃したのです。  

そして引退レースとなった香港カップ(G1)では、キャリアの集大成となる圧巻の走りを見せます。後方からレースを進め、直線では最内から鋭く伸びて3馬身差の楽勝 。ムーア騎手に「マイルでも素晴らしいけど、2000mではもっと素晴らしい」と言わしめるほどのパフォーマンスで、マイルと2000m、二つの距離で香港の頂点に立ちました 。まさに「アジアの帝王」と呼ばれるにふさわしい名馬でした 。  

スタッドインの背景と注目度

輝かしい成績を残して引退したモーリスは、種牡馬として大きな期待を集めることになります。その理由は、彼の血統背景にありました。

血統的背景:パワーのロベルト系×粘りのメジロ血統

モーリスの血統は、今の日本競馬では少し珍しい組み合わせです。父のスクリーンヒーローは、パワーとスタミナで有名なロベルト系の血を引いています 。そして母のメジロフランシスを遡ると、メジロマックイーンやメジロライアンなどを輩出した、日本の名門「メジロ牧場」の牝系に行き着きます 。  

つまり、モーリスの血は、サンデーサイレンス系が主流のスピード競馬とは少し違う、「パワー」と「スタミナ」が持ち味。サンデーサイレンスの血を持っていないため、国内の優秀なサンデーサイレンス系の繁殖牝馬と配合しやすく、仔馬にパワーやタフさを伝えられる理想的なパートナーとして、生産者から大きな注目を集めたのです。

超良血の繁殖牝馬が集結!生産界からの大きな期待

その期待の大きさは、モーリスに集まったお嫁さん(繁殖牝馬)の顔ぶれを見れば一目瞭然です。彼は日本最高峰の社台スタリオンステーションで種牡馬入りし 、初年度から三冠牝馬  

ジェンティルドンナ、年度代表馬ブエナビスタ、オークス馬シーザリオといった、競馬史に残る名牝たちがズラリと配合相手に並びました 。最近では、9冠牝馬  

アーモンドアイとの間にも子供が生まれるなど、その期待は今も続いています 。これほど豪華な繁殖牝馬に恵まれた種牡馬は、そうそういません。まさにエリート待遇での種牡馬生活スタートでした。  

種付け料と種付け頭数の推移

種牡馬の人気を測るバロメーターが、種付け料と種付け頭数です。モーリスの数字の移り変わりを見てみましょう。

2017年に種牡馬入りした際の種付け料は400万円でした 。それでも初年度から265頭もの繁殖牝馬が集まる人気ぶりで、生産界の期待の高さがうかがえます 。  

スクロールできます
年度 (Year)種付け料 (Stud Fee)種付け頭数 (Mares Covered)
2017400万円265
2018400万円245
2019400万円212
2020400万円165
2021800万円146
2022800万円133
2023800万円158
2024800万円122
2025800万円97
2026600万円—

 

大きな転機は2021年。産駒がデビューし、ピクシーナイトがシンザン記念(GIII)を勝つなど活躍を見せ始めると、種付け料は400万円から一気に800万円へ倍増しました。その後2025年まで5年連続で800万円を維持します。
そして2026年度は600万円に減額されました。後述する産駒成績の推移を見るとわかりますが、2023年をピークに数字がゆるやかに下降しており、その反映と読むのが自然です。ただし種付け料600万円は依然として上位クラス。一口馬主にとっては募集価格が落ち着いてくる可能性があるという意味で、むしろ狙い目になるタイミングとも言えます。

モーリス産駒の最新成績データ

種牡馬モーリスを評価するうえで土台になる数字を整理します。データは2026年10月18日時点のもので、随時更新していきます。

JRAでの産駒成績(2026年10月18日現在)

項目累計2026年2025年
出走頭数666頭211頭257頭
勝馬頭数275頭54頭66頭
勝馬率41.3%25.6%25.7%
出走 / 勝利5,886戦555勝65勝1,029戦72勝
芝4,116戦410勝392戦28勝728戦58勝
ダート1,705戦139勝161戦16勝293戦13勝
重賞377戦26勝35戦2勝76戦1勝
EI(賞金効率)1.201.060.96
入着賞金113億9,258万円14億1,034万円16億4,743万円
種牡馬ランキング—8位9位

累計の勝馬率41.3%、重賞26勝、入着賞金113億円超。数字だけ見れば完全に成功種牡馬です。2026年もリーディング8位につけています。

ただし、年度別の推移を追うと別の顔が見えてきます。

年順位入着賞金EI重賞
20228位21億7,530万円1.1748戦6勝
20237位25億5,005万円1.4176戦6勝
20246位21億4,898万円1.2087戦7勝
20259位16億4,743万円0.9676戦1勝
2026(10/18)8位14億1,034万円1.113勝

2023年がピークで、そこから賞金・EIともにゆるやかに下降しています。特に2025年は重賞76戦1勝と、大舞台での勝ち切れなさが目立ちました。2026年度の種付け料が800万円から600万円へ減額されたのは、この流れを受けたものと考えられます。
「絶好調期は過ぎたが、依然としてトップ10種牡馬」というのが2026年秋時点の正確な立ち位置です。2026年の重賞はゾロアストロ(きさらぎ賞・新潟記念)を中心に3勝。

モーリス産駒の主な活躍馬

GI馬4頭

馬名性母父戦績賞金GI馬主
ジャックドール牡Unbridled’s Song17戦8勝4億9,004万円2023年 大阪杯個人馬主
ジェラルディーナ牝ディープインパクト23戦6勝4億4,544万円2022年 エリザベス女王杯サンデーレーシング
ピクシーナイト牡キングヘイロー14戦3勝2億2,764万円2021年 スプリンターズSシルクレーシング
アドマイヤズーム牡ハーツクライ7戦3勝1億6,032万円2024年 朝日杯FS個人馬主

ジェラルディーナは母がジェンティルドンナ。ピクシーナイトはスプリンターズSを制した1200mのGI馬で、大阪杯(2000m)のジャックドール、朝日杯FS(1600m)のアドマイヤズームと合わせると、1200mから2000mまでGIを勝っていることになります。適性の幅広さがモーリスの持ち味です。

なお、モーリス産駒は「晩成型」と語られることが多いのですが、アドマイヤズームが2歳GIの朝日杯FSを勝っているように、早くから動ける産駒も出ています。晩成一辺倒で決めつけないほうがよさそうです。

重賞戦線の常連

馬名性戦績賞金主な勝鞍
ノースブリッジ牡21戦7勝2億4,475万円2024年 札幌記念(GII)
サンライズアムール牡26戦9勝2億3,549万円2025年 クラスターC(GIII・ダート)
マテンロウスカイセ28戦5勝2億2,020万円2024年 中山記念(GII)
アルナシーム牡28戦7勝2億527万円2025年 中山金杯(GIII)
ディヴィーナ牝20戦5勝1億6,238万円2023年 府中牝馬S(GII)

特徴的なのは出走回数の多さです。20〜28戦を走って2億円前後を稼ぐ、というのがこの層の典型的なパターン。一口馬主としては「長く走って回収する」タイプの馬に出会いやすい種牡馬と言えます。ダートのクラスターCを勝ったサンライズアムールのように、芝で頭打ちならダートで、という潰しの利き方も魅力です。

データから見えてきた産駒の傾向

  • 勝ち上がり率が高い…累計41.3%。出走した産駒の4割以上が勝ち上がっており、未勝利で終わるリスクは相対的に低めです。
  • 芝が主体だがダートもこなす…芝4,116戦410勝、ダート1,705戦139勝。芝で伸び悩んだ場合の路線変更が利きます。
  • 距離の幅が広い…GIは1200m〜2000mで勝利。平均勝ち距離は芝1,607m(2026年)。
  • タフで長く走る…重賞戦線の常連は軒並み20戦超。故障で早々に消えるより、長期間稼ぐタイプが目立ちます。
  • ピークは2023年…賞金・EIともに2023年が最高で、以降は下降傾向。2026年度の種付け料減額もこれを反映しています。
  • サンデー系の血を持たない…配合の自由度が高く、サンデー系繁殖牝馬と組める点は依然として大きな武器です。

「モーリス 種牡馬 やばい」は褒め言葉か、衰退か|数字で検証

検索では「モーリス 種牡馬 やばい」が月1,600回以上表示されています。「やばい」には「凄い」と「危ない」の両方の意味があるので、どちらの根拠もあるのかを、2026年10月18日時点のJBIS・社台SSの数字で確かめます。

Q. 「やばい(凄い)」の根拠は

A. 初年度種付料400万円の種牡馬が、日豪でGI馬7頭・GI9勝を出したことです。日本ではピクシーナイト(スプリンターズS)、ジェラルディーナ(エリザベス女王杯)、ジャックドール(大阪杯)、アドマイヤズーム(朝日杯FS)の4頭、豪州シャトルではHitotsu(豪ダービーなど3冠)、Mazu、Cosmic Crusader(GI2勝)。1200mから2500mまでGIを勝つ守備範囲の広さは、国内の現役種牡馬でも珍しいものです。JRAリーディングも2022年8位→2023年7位→2024年6位→2025年9位→2026年8位(10/18)と5年連続トップ10を維持しています。

Q. 「やばい(危ない)」の根拠は

A. 賞金・種付頭数・種付料がそろって下がっていることです。

年JRA順位JRA賞金中央AEI重賞勝ち日本の種付頭数種付料
202112位14.60億円—4勝3頭146頭800万円
20228位21.75億円1.326勝4頭133頭700万円
20237位25.50億円1.446勝6頭158頭800万円
20246位21.49億円1.207勝6頭122頭800万円
20259位16.47億円0.961勝1頭97頭800万円
2026(10/18)8位14.10億円1.113勝2頭未発表600万円(▲200万)
出典:社台SS公式・JBIS・netkeiba(種付頭数は種付実施頭数)

2023年をピークに賞金は3年で4割減、2025年の重賞は中山金杯の1勝だけ。日本の種付頭数は初年度265頭から2025年97頭まで減り、2026年の種付料は社台SSで値下げされた少数の1頭(800→600万円)になりました。「やばい」のネガティブな側面は、この「数の縮小」です。ただしAEI(出走頭数あたりの賞金効率)は1.1前後で平均を上回っており、「産駒が走らなくなった」のではなく「頭数が減って総額が落ちた」と読むのが正確です。豪州ではアローフィールドが2026年も繋養を続けていて、国内の評価より海外の評価のほうが落ちていない点も押さえておきたいところです。

Q. 気性が悪いというのは本当か

A. 産駒の出遅れや掛かりを示す公式統計はありません(未確認)。モーリス自身は2015年安田記念で川田騎手が「9割方出遅れると思っていた」と振り返るほどゲートに課題がありましたが、社台SSの担当者はセレクトセールの種牡馬紹介で「穏やかな性格が産駒にも伝わり扱いやすい」と説明しています。出資馬の近況で「ゲート練習に時間がかかった」という話は個体差の範囲で、父で決め打ちできる材料は今のところ見当たりません。

Q. 牝馬は走るのか、長距離は持つのか

A. 牝馬は「特に走る」とも「走らない」とも言えず、距離はマイル〜2200mの中距離型です。牡牝別の公式集計はありませんが、日本のGI馬5頭中1頭(ジェラルディーナ)が牝馬で、GII勝ち牝馬(ディヴィーナ、シゲルピンクルビー)も出ています。距離はnetkeibaの累計で芝1801〜2200mの勝率が11.2%と最も高く、1400m以下(9.6%)より中距離のほうが成績が良い。一方で2200m超は出走137回・10勝しかなく、長距離の実績はほぼありません。「マイラーの子だから短距離」というイメージは数字と合っていません。

Q. 晩成なのか

A. 「2歳で勝ち上がり、古馬で花開く」が実像です。2歳リーディングは2025年5位・2026年9位と上位常連で、2歳で走らないわけではありません。ただ世代別の勝ち上がり率は初年度産駒で2歳〜3歳時の32%から最終47%まで積み上がっていて、GI勝ちはすべて3歳秋以降(ピクシーナイト3歳秋、ジェラルディーナ・ジャックドールは4〜5歳)。豪州の調教師も「2歳時に我慢するようになった」と語っています。一口馬主としては、2歳夏に勝ち上がれなくても見限らず、古馬まで付き合う前提で考える種牡馬です。

Q. 一口出資ではどう考えるべきか

A. 「種付料600万円の種牡馬」として見ると、むしろ割安局面です。世代別の勝ち上がり率は中央で40〜49%と安定していて、2022年産(現3歳)は48.8%と上昇中。募集価格は種付料に連動して下がる一方、産駒の質を示すAEIは落ちていません。全盛期のようなGIの一発を期待する確率は下がりましたが、「勝ち上がって長く走り、古馬で重賞を狙う」タイプを安く買える、という位置づけに変わったと考えています。

社台・サンデー・シルクの募集馬(2026年度募集・2025年産)

当ブログでは社台サラブレッドクラブ・サンデーサラブレッドクラブ・シルクホースクラブの3クラブを中心に募集馬を見ています。ここでも、この3クラブを先に取り上げ、そのあとにほかのクラブをまとめました。モーリス産駒の3クラブでの募集は社台2頭・サンデー4頭・シルク6頭です(2026年8月時点)。

社台サラブレッドクラブ(2頭)

募集馬性母父生年月日生産牧場予定厩舎募集総額一口価格
ジョイニキータの2025牝Fortify2/4生社台ファーム吉岡辰弥5000万円125万円
コミカライズの2025牡ノヴェリスト2/18生社台ファーム浅利英明2400万円60万円

社台の募集馬がどんな配合意図で生まれたのかは、2026年募集馬は何を期待されて生まれたのか?で種付けシーズンから整理しています。

サンデーサラブレッドクラブ(4頭)

No.募集馬性母父生年月日生産牧場予定厩舎募集総額一口価格
22グルファクシーの2025牡ハービンジャー2/3生白老ファーム大竹正博3000万円75万円
23アステリックスの2025牡ネオユニヴァース5/5生ノーザンファーム宮田敬介6000万円150万円
70フローレスマジックの2025牝ディープインパクト1/17生ノーザンファーム杉山佳明5000万円125万円
24カービングパスの2025牝ハービンジャー3/28生ノーザンファーム奥村武4000万円100万円

各馬の見立てはサンデーレーシング募集馬ツアーまとめ②No.21〜40・サンデーレーシング募集馬ツアーまとめ④No.61〜80で1頭ずつ取り上げています。

シルクホースクラブ(6頭)

No.募集馬性母父予定厩舎生産牧場一口価格
19スイープセレリタスの25牡ハーツクライ上原佑紀ノーザンF¥110,000
20ソニックベガの25牡ルーラーシップ矢嶋大樹ノーザンF¥90,000
21アイアゲートの25牝ダイワメジャー平岩大典ノーザンF¥60,000
22カラパタールの25牝カレンブラックヒル池上昌和ノーザンF¥70,000
64ローズウィスパーの25牡ワークフォース池添学ノーザンF¥90,000
65プリモシーンの25牝ディープインパクト福永祐一ノーザンF¥100,000

募集馬の一覧はシルクホースクラブ募集馬一覧に、各馬の見立てはシルクレーシング募集馬ツアーまとめ①No.1〜20・シルクレーシング募集馬ツアーまとめ②No.21〜43・シルクレーシング募集馬ツアーまとめ④No.64〜82にまとめています。

そのほかのクラブ(12頭)

クラブ募集馬性母父生産牧場予定厩舎募集総額一口価格
G1TCオレンドンの2025牝Le Havre社台ファーム田中剛1400万円35万円
グリーンFレイアネラの2025牝ダイワメジャーノーザンファーム田中博康3500万円17.5万円
ターファイトCルガーサントの2025牡ヴィクトワールピサ谷川牧場武井亮3800万円3.8万円
東京TCレッドベルディエスの2025牝ディープインパクト坂東牧場鹿戸雄一1800万円4.5万円
G1TCメンデンホールの2025牝アドマイヤムーン追分ファーム田村康仁2400万円60万円
グリーンFコンテッサトゥーレの2025牝ディープインパクト社台ファーム梅田智之1800万円9万円
ユニオンOCリュヌルージュの2025牝モンテロッソグランド牧場前川恭子1200万円6万円
キャロットCショウナンパンドラの2025牝ディープインパクト白老ファーム5000万円12.5万円
ユニオンOCサンタモニカの2025牝Mastercraftsmanスマイルファーム橋田宜長2400万円8万円
キャロットCアンフィトリテの2025牡ロードカナロアノーザンファーム5000万円12.5万円
キャロットCリュラの2025牡ステイゴールドノーザンファーム4000万円10万円
キャロットCサンブルエミューズの2025牝ダイワメジャーノーザンファーム6000万円15万円

※募集頭数・価格は一口馬主DBおよび各クラブの募集資料をもとに、2026年8月時点で確認できた内容です。最新の募集状況は各クラブの公式サイトでご確認ください。

出資判断のヒント:モーリス産駒と上手に付き合うには?

モーリスはサイアーランキングのトップ10常連で、その地位は安定しています。産駒への出資は一発逆転を狙うというより、GI級の「強さ」と「タフさ」という確かな実績に裏打ちされた血統への投資、という性格が強い種牡馬です。

どんな人におすすめ?…「じっくり成長を待てる人」「長く走ってくれる馬が欲しい人」に向きます。重賞戦線の常連は軒並み20戦以上を走っており、長期間にわたって出資を楽しめるタイプが出やすい種牡馬です。ただしアドマイヤズームが2歳GIを勝っているように、晩成一辺倒ではありません。

血統の相性(配合の狙い目):

母の父サンデーサイレンス系: ジェラルディーナの成功例が示すように、モーリスのパワーにサンデー系のスピードが加わるこの配合は、成功パターンのひとつです 。バランスの取れた馬が生まれやすいと言われています。  

スピード血統の補強: 母系にDanzigなどのスピード血統が入る配合も注目です。ピクシーナイト(母の父キングヘイロー)のように、父のスタミナにスピードが加わることで、短距離など違うカテゴリーでの活躍も期待できます 。  

期待できる点と注意点:

期待できる点: 1600m〜2400mくらいまで、幅広い距離で走れるタフな馬に出会える可能性があります。厳しいレース展開でもバテない勝負根性が魅力です。

注意点…デビューが遅れたり、若いうちは勝ち切れなかったりする産駒がいます。気性面で難しさを見せる馬もいるので、個体差の見極めは必要です。加えて、種牡馬としての数字が2023年をピークに下降傾向にある点も踏まえておきたいところです。

他の種牡馬との違い:

キタサンブラックやドゥラメンテといったライバルと比べると、モーリスはよりパワーとスタミナに優れた産駒を出す傾向があります。サンデーサイレンス系の血を持たないため配合の幅が広く、日本の生産界では貴重な存在です。2026年度の種付け料600万円は、キタサンブラックの2,500万円と比べれば6分の1以下。実績のある種牡馬を手の届く価格で買えるという見方もできます。

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更新履歴

  • 2026年10月25日:成績データを10月18日時点に更新、「やばい」検証章を拡充(種付頭数・AEI推移、気性・牝馬・距離・晩成Q&A)
  • 2026年8月16日…通年で読める構成に全面改訂。産駒の最新成績データと年度別推移、活躍馬(GI馬4頭と重賞戦線の常連)、2026年度種付料600万円への減額、2026年度募集(2025年産)のクラブ別ラインナップを追加。2025年度シルク募集馬の個別紹介は削除しました。
  • 2025年7月21日…初回公開。

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