【最新版】シスキン産駒の特徴と評価|無敗の愛2000ギニー馬・現役時代の来歴と日本導入の経緯

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目次

はじめに

シスキンは、2020年のアイルランド2000ギニーを無敗で制したマイラーです。日本では走っていないため、現役時代を知っている人はほとんどいないと思います。

しかし種牡馬としての数字は静かに、しかし確実に上がっています。累計の勝ち上がり率は53.1%。これはナダル(54.9%)やキズナ(50.3%)と並ぶ水準で、いま日本で供用されている種牡馬のなかでも上位です。初年度の種付け頭数はわずか20頭でしたが、2025年には188頭、種付料も2026年は400万円まで上がりました。

本記事では、日本ではあまり紹介されてこなかった現役時代の8戦を1年ずつ追い、どういう経緯で日本に来たのかを一次情報から整理したうえで、産駒データと各クラブの募集馬までをまとめます。

現役時代の戦績と評価

シスキンの競走成績は通算8戦5勝[5-0-1-2]2着が一度もありません。勝つか、掲示板を外すか。そういう極端な戦績です。

デビューまで — ジャドモント生産、アイルランドの小規模厩舎へ

2017年2月25日、アメリカ・ケンタッキー州のジャドモントファームで誕生。父ファーストディフェンス(First Defence/父Unbridled’s Song)、母バードフロウン(Bird Flown、母父Oasis Dream)という配合の青鹿毛です。

馬主はハーリド・アブドゥラ殿下。フランケルやエネイブルを所有した、欧州競馬の最大級のオーナーブリーダーです。ジャドモントの生産馬はふつう英国の名門厩舎に預けられますが、シスキンが送られたのはアイルランド・ミース州の調教師ガー・ライアンズの厩舎でした。当時のライアンズ厩舎はクラシック勝ちのない中堅で、この配置自体がやや異例でした。

主戦は同厩のコリン・キーン騎手。デビューから引退まで、8戦すべてでシスキンに騎乗しています。馬名の「Siskin」はアトリ科の小鳥マヒワのこと。母バードフロウン(=飛び立った鳥)から続く鳥の名前です。

2歳(2019年)— 4戦4勝、すべて1200mで完勝

日付競馬場レース距離着順鞍上メモ
2019/05/11ネース条件戦芝1200m1着C.キーンデビュー戦を2馬身3/4差
2019/05/24カラマーブルヒルS(L)芝1200m1着C.キーン2馬身1/2差
2019/06/29カラレイルウェイS(GII)芝1200m1着C.キーン2馬身1/2差/重賞初制覇
2019/08/09カラフェニックスS(GI)芝1200m1着C.キーン3/4馬身差/GI初制覇
2019/09/28ニューマーケットミドルパークS(GI)芝1200m取消C.キーンゲート内で立ち上がり出走取消

デビューは5月、アイルランドのネース競馬場。2馬身3/4差で勝つと、13日後のマーブルヒルS、さらにレイルウェイS(GII)といずれも2馬身半差で連勝。8月のフェニックスステークスでアイルランドの2歳王者決定戦を制し、4戦4勝でGI馬になりました。

ここで初めての遠征として、英国ニューマーケットのミドルパークステークスに向かいます。ところがゲート内で激しく暴れて立ち上がり、出走取消。レーシングマネージャーは「まったく説明がつかない。突然そうなるのは奇妙だ。彼はただ、キレてしまった」と語っています。この一件で2歳シーズンは終わりました。

2歳時は4戦4勝、すべて1200m。この時点では、典型的な早熟スプリンターに見えていました。

3歳(2020年)— 無敗でアイルランド2000ギニー、そして3連敗

日付競馬場レース距離着順鞍上メモ
2020/06/12カラアイルランド2000ギニー(GI)芝1600m1着C.キーン1馬身3/4差/無敗のままクラシック制覇
2020/07/29グッドウッドサセックスS(GI)芝1600m3着C.キーン1番人気/1馬身1/4差
2020/09/06パリロンシャンムーラン・ド・ロンシャン賞(GI)芝1600m4着C.キーン6頭立て
2020/11/07キーンランドブリーダーズカップ・マイル(GI)芝1600m9着C.キーン現役最後のレース

3歳の始動戦が、いきなりクラシックのアイルランド2000ギニーでした。しかも初めての1600m。それまで1200mしか走っていない馬が、ぶっつけでマイルのクラシックに出走したことになります。

結果は1馬身3/4差の完勝。2着ヴァチカンシティ、3着ロペイフェルナンデス、4着アーモリーと、2〜4着をエイダン・オブライエン厩舎の馬が独占するなかでの勝利でした。ライアンズ調教師は「コリン(キーン騎手)は見事だった。彼はサッカーチーム1つを相手に、たった1頭で戦っていたんだ。夢が叶ったよ」とコメント。ライアンズ調教師とキーン騎手にとって、これが初のクラシック制覇でした。

これで5戦5勝。欧州マイル路線の主役として、夏のサセックスステークスへ向かいます。

しかしここから3連敗しました。サセックスSは1番人気に支持されながら、4歳馬モハーザーとサーカスマキシマスに先着を許して3着。9月のムーラン・ド・ロンシャン賞は6頭立ての4着(1着ペルシアンキング)。そして11月、アメリカに渡ってブリーダーズカップ・マイルに出走しましたが9着(1着オーダーオブオーストラリア)に敗れています。

3歳時は4戦1勝。1600mでは、クラシックを勝った1戦以外は勝てませんでした。

引退 — 2020年11月、3歳での種牡馬入り

ブリーダーズカップ・マイルが現役最後の1戦となりました。4歳シーズンを迎えることなく、3歳の暮れに引退しています。

通算成績は8戦5勝[5-0-1-2]、GI2勝(フェニックスS、アイルランド2000ギニー)。

年齢別サマリー

年齢(年)戦績主な成績
2歳(2019年)4戦4勝フェニックスS(GI)/レイルウェイS(GII)/マーブルヒルS(L)/ミドルパークSは出走取消
3歳(2020年)4戦1勝アイルランド2000ギニー(GI)/サセックスS3着/ムーラン賞4着/BCマイル9着
通算8戦5勝GI2勝・2着0回

距離別で見ると、はっきりスプリンター寄り

距離1着2着3着4着以下出走勝率
〜1400m40004戦100%
1401〜1800m10124戦25%

この表がシスキンという馬をいちばん端的に示しています。1200mでは4戦4勝、負けたことがない。1600mでは4戦してクラシックを1つ勝ったものの、あとの3戦はすべて敗戦。

つまり本質はスプリンターで、そのスピードでマイルのクラシックを1つもぎ取った馬と見るのが実態に近いところです。産駒の適性を考えるうえで、ここは押さえておきたい点になります。

日本導入の経緯

2020年6月、クラシック制覇の直後に売却されていた

意外に思われるかもしれませんが、シスキンの種牡馬としての所有権は、アイルランド2000ギニーを勝った直後の2020年6月にはすでに売却されていました。買い手は当時「非公表のグループ」とだけ発表されています。

つまり、夏のサセックスステークスからブリーダーズカップ・マイルまでの3戦は、すでに種牡馬としての行き先が決まった状態で走っていたことになります。

2020年11月25日、社台スタリオンステーション入りが発表

ブリーダーズカップ・マイル(11月7日・9着)から約2週間後の2020年11月25日、シスキンが社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることが発表されました。この時点で、6月に買っていた「非公表のグループ」が社台グループだったことが明らかになります。

初年度の種付料は350万円に設定されました。

2020年12月22日、安平町へ

2020年12月22日の早朝、シスキンは神奈川県横浜市の動物検疫所から、北海道安平町の社台スタリオンステーションに到着しました。アイルランドからの輸入検疫を終えての移動です。

社台スタリオンステーションの徳武英介場長は、到着時にこうコメントしています。

ヨーロッパの2000ギニーを勝った馬が3歳でスタッドインというのは、うちではヘクタープロテクター以来で約30年ぶりになります

「良い配合をして良い仔を生んで新しい戦力として期待したいです。そして、ゆくゆくはクラシックを、チャンピオンサイアーを狙えるような種牡馬に育てていき、シスキンの血を繁栄させたいです」

ヘクタープロテクターは1990年のフランス2000ギニー馬で、日本ではグラスワンダーの母父などとして知られる種牡馬です。欧州クラシックホースを3歳のうちに日本に連れてくるのは、それだけ珍しいということになります。

初年度はわずか20頭 — 静かなスタートだった

ところが、供用初年度(2021年)に集まった繁殖牝馬はわずか20頭でした。350万円という価格に対して、あまりにも少ない数字です。

理由はいくつか考えられます。到着が2020年12月22日と、翌春の種付けシーズン直前だったこと。日本で1度も走っていない、日本のファンにも生産者にも馴染みのない馬だったこと。そして父ファーストディフェンスが日本ではまったく実績のない血統だったことです。

この20頭が、そのまま初年度産駒(2022年産)の少なさにつながります。登録頭数7頭、JRA出走はわずか5頭。ふつうならここで終わってしまう規模です。

しかしその5頭のうち3頭が勝ち上がり、うち1頭(テリオスララ)が2024年に萩ステークス(L)を勝ちました。ここから流れが変わります。

種付け料と種付け頭数の推移

年度供用年数種付料種付け頭数登録頭数代表産駒
2021年1年目350万円20頭7頭テリオスララ
2022年2年目300万円83頭46頭ライヒスアドラー
2023年3年目250万円74頭45頭カエリールークス
2024年4年目200万円73頭49頭
2025年5年目300万円188頭
2026年6年目400万円

この表は、日本の種牡馬市場の反応がそのまま出ていて面白いところです。350万円 → 300万円 → 250万円 → 200万円と4年連続で下げ続け、それでも頭数は70〜80頭台。市場は明らかに様子を見ていました。

潮目が変わったのが2024年です。初年度産駒5頭のうち3頭が勝ち上がり、テリオスララが萩ステークス(L)を制覇。翌2025年の種付け頭数は188頭と、前年の73頭から2.6倍に跳ね上がりました。そして2026年の種付料は400万円と、初年度の350万円を上回っています。

2026年度の募集馬(2025年産)は、種付料200万円だった2024年の配合にあたります。評価が上がる直前、いちばん安かった年の世代です。

シスキン産駒の最新成績データ

JRAでの年度別成績(2026年8月現在)

年度リーディング順位出走頭数勝馬頭数勝馬率EI入着賞金代表馬
2026年37位59頭23頭39.0%1.193億8,159万円ライヒスアドラー
2025年86位38頭13頭34.2%0.701億7,641万円ロックターミガン
2024年145位5頭3頭60.0%1.906,295万円テリオスララ
累計64頭34頭53.1%0.686億2,096万円ライヒスアドラー

注目すべきは累計勝馬率53.1%です。64頭が出走して34頭が勝ち上がっている計算で、これはナダル(54.9%)に次ぎ、キズナ(50.3%)を上回る水準。いま日本で供用されている種牡馬のなかでも上位の数字です。

ただし母数がまだ64頭と少ない点は割り引く必要があります。初年度が20頭しかいなかったぶん、いまの産駒は「厳選された繁殖に付いた個体」に寄っている可能性があります。2025年の188頭世代がデビューする2028年に、この数字が維持できるかどうかが本当の試金石です。

もうひとつ、2026年のEIが1.19と平均を大きく上回ってきました。累計EIは0.68ですが、これは初期の小さい世代を引きずっている数字。年度で見れば明確に上昇しています。

芝とダートの内訳

項目ダート
出走回数232戦66戦
勝利回数34勝8勝
勝率14.7%12.1%
平均勝ち距離1,629.4m1,550.0m

出走の78%が芝。勝率は芝14.7%・ダート12.1%と、どちらも高い水準です(勝率の高さは、まだ層が薄く上位馬に偏っているためでもあります)。

平均勝ち距離は芝1,629m。父自身が1200mで4戦4勝、1600mでクラシックという馬でしたが、産駒はもう少しマイル寄りに出ています。

なお重賞は20戦0勝。テリオスララの萩S(L)、カエリールークスのひまわり賞(OP)など、オープン級までは複数出ていますが、重賞タイトルはまだありません。

シスキン産駒の主な活躍馬

馬名生年母父馬主・クラブ戦績獲得賞金主な勝ち鞍
ライヒスアドラー2023ハーツクライG1レーシング6戦2勝1億1,176万円2026年 佐渡S(3勝クラス)
ロックターミガン2023ダイワメジャーキャロットファーム7戦3勝8,711万円京浜盃(地方重賞)
テリオスララ2022マンハッタンカフェ鈴木美江子10戦3勝6,066万円2024年 萩S(L)
グロスビーク2022キングカメハメハキャロットファーム8戦2勝2,265万円2026年 4歳以上1勝クラス
カエリールークス2024Bated BreathKRジャパン2戦2勝2,217万円2026年 ひまわり賞(OP)
イヌボウノウタゴエ2023Frankel嶋田一成7戦2勝2,030万円2026年 3歳以上1勝クラス
グッドディーズ2023オルフェーヴル吉田照哉13戦3勝1,493万円2025年 未勝利(地方)

テリオスララは、20頭しかいなかった初年度産駒から出た1頭です。2024年に萩ステークス(L)を制し、この種牡馬の評価を一変させました。

現在の稼ぎ頭はライヒスアドラー(G1レーシング)。6戦2勝で1億1,176万円と、少ないキャリアで賞金を積んでいます。カエリールークスは2戦2勝でひまわり賞(OP)を勝った3世代目の産駒です。

一口馬主としては、ライヒスアドラー(G1レーシング)、ロックターミガン・グロスビーク(キャロットファーム)とクラブ馬から結果が出ている点が重要です。

データから見えてきた産駒の傾向

  • 勝ち上がり率53.1%は現役トップクラス…64頭出走/34頭勝馬。ナダル(54.9%)に次ぐ水準で、キズナ(50.3%)を上回ります。ただし母数がまだ小さい点は要注意
  • 芝のマイル前後…出走の78%が芝、平均勝ち距離1,629m。父は1200mで4戦4勝でしたが、産駒はマイル寄りに出ています
  • ダートもこなす…66戦8勝(勝率12.1%)。芝と大差ない勝率で、ロックターミガンは地方の京浜盃を勝っています
  • 2歳から動ける…テリオスララが2歳11月に萩S(L)、カエリールークスが2戦2勝でひまわり賞(OP)。父も2歳GI馬で、仕上がりの早さは受け継がれています
  • 重賞はまだゼロ…20戦0勝。オープン級は複数出ていますが、重賞タイトルはこれからの課題です
  • 血が完全に異系…父ファーストディフェンスはUnbridled’s Song系。日本の主流血統(サンデーサイレンス系・キングマンボ系)とほぼ重ならないため、どの繁殖牝馬にも付けられます
  • 2着が少ない父…現役時代8戦で2着ゼロ。勝つか大きく負けるかという極端さは、産駒にも「勝ち上がるか、そうでないか」がはっきり出る傾向として現れている可能性があります

シスキン産駒についてよくある質問

Q. そもそもどんな馬だったのか

A. アイルランドのスプリンター寄りマイラーです。2歳時は1200mで4戦4勝してフェニックスS(GI)を制覇。3歳初戦にぶっつけでアイルランド2000ギニー(芝1600m)に出て、無敗のまま勝ちました。ただし1600mで勝ったのはその1戦だけで、残り3戦は3着・4着・9着。日本には1度も来ていません。

Q. 勝ち上がり率53.1%は信用していい?

A. 数字は本物ですが、母数が小さいことは押さえてください。初年度の種付けが20頭しかなく、累計の出走も64頭。上振れしやすい規模です。ただし2026年単年でも39.0%・EI1.19と、母数が増えても水準を保っています。2025年の188頭世代がデビューする2028年が本当の答え合わせになります。

Q. 距離適性は?

A. 芝の1400〜1800mを中心に考えるのが妥当です。産駒の平均勝ち距離は芝1,629m。父自身は1200mが最も強かった馬ですが、産駒は父よりやや距離が持っています。2000mを超える路線は現時点では未知数です。

Q. なぜ日本に来たのか

A. アイルランド2000ギニーを勝った直後の2020年6月、種牡馬としての所有権が売却されていました。買い手は当初「非公表のグループ」とされ、11月に社台グループであることが判明。12月22日に安平町へ到着しています。欧州のクラシックを勝った馬が3歳のうちに日本へ来るのは、社台SSでもヘクタープロテクター以来約30年ぶりのことでした。

Q. 種付料400万円は妥当?

A. 2024年の200万円から2倍です。勝ち上がり率53.1%・2026年EI1.19という数字を考えれば、極端に高いとは言えません。ただし重賞勝ちがまだゼロである点は割り引く必要があります。なお2026年度の募集馬(2025年産)は種付料200万円だった年の配合で、いちばん安かった世代です。

Q. 一口出資ではどう考えればいい?

A. 「まず勝ち上がってほしい」という目的にはよく合う種牡馬です。勝ち上がり率が高く、2歳から動け、芝でもダートでも勝てる。一方で重賞勝ちがなく、GIを狙う夢を買うタイプではありません。募集価格が抑えめの馬で、堅く1勝を取りにいく枠としての位置づけが現実的です。

社台・サンデー・シルクの募集馬(2026年度募集・2025年産)

シスキン産駒の3クラブでの募集は社台1頭・サンデー1頭・シルク1頭です(2026年8月時点)。種付け頭数73頭(2024年)の世代なので、母数からするとこの数は妥当なところです。

社台サラブレッドクラブ(1頭)

募集馬母父生年月日生産牧場予定厩舎募集総額一口価格
ロイヤルヴィザージの2025ロードカナロア3/8生社台ファーム柄崎将寿2,400万円60万円

サンデーサラブレッドクラブ(1頭)

募集馬母父生年月日生産牧場予定厩舎募集総額一口価格
トゥザハピネスの2025シンボリクリスエス5/3生ノーザンファーム黒岩陽一3,000万円75万円

シルクホースクラブ(1頭)

募集No募集馬母父予定厩舎生産牧場一口価格
69チャーチクワイアの25ネオユニヴァース池添学ノーザンファーム100,000円

そのほかのクラブ(4頭)

クラブ募集馬母父生産牧場一口価格
G1サラブレッドクラブコーディエライトの2025ダイワメジャーノーザンファーム90万円(募集終了)
G1サラブレッドクラブマエストラーレの2025ネオユニヴァース白老ファーム75万円
G1サラブレッドクラブオールザタイムの2025ハーツクライ白老ファーム75万円(募集終了)
G1サラブレッドクラブターフェルムジークの2025ノヴェリスト追分ファーム50万円

※募集状況は変動します。最新の情報は各クラブの公式サイトでご確認ください。

G1サラブレッドクラブに4頭が集中しているのが今年の特徴です。しかもそのうちマエストラーレの2025は、同クラブのルヴァンスレーヴと同じ母から生まれた半妹にあたります。母マエストラーレは、1口60万円からGI4勝馬を出した繁殖牝馬です。

出資判断のヒントとまとめ

  • 数字の現在地…累計勝馬率53.1%(ナダルに次ぐ水準)、2026年はリーディング37位・EI1.19。母数64頭とまだ小さい点は割り引いて見る必要があります
  • 現役時代…8戦5勝・2着ゼロ。2歳時に1200mで4戦4勝しフェニックスS(GI)、3歳初戦にぶっつけでアイルランド2000ギニー(GI)を無敗のまま制覇
  • 本質はスプリンター…1200mでは4戦4勝、1600mは4戦1勝。産駒はやや距離が持ち、平均勝ち距離は芝1,629m
  • 適性は芝のマイル前後…出走の78%が芝。ダートも勝率12.1%でこなします
  • 2歳から動ける…テリオスララが2歳11月に萩S(L)、カエリールークスが2戦2勝でひまわり賞(OP)
  • 重賞勝ちはまだゼロ…20戦0勝。GIを夢見る種牡馬ではありません
  • 価格の変わり目…種付料は200万円(2024年)→ 300万円(2025年)→ 400万円(2026年)。頭数も73頭→188頭。2026年度の募集馬は200万円時代の配合で、いちばん安かった年の世代です
  • 血が完全に異系…父ファーストディフェンスはUnbridled’s Song系。日本の主流血統と重ならず、配合の自由度が高い
  • 向いている人…募集価格を抑えて、堅く勝ち上がりを取りにいきたい人。逆に重賞・GIを狙う枠としては、まだ実績が足りません

父の産駒傾向を横断で比較したい方は種牡馬考察まとめをご覧ください。

2026年度の募集馬については、サンデーサラブレッドクラブ募集馬一覧シルクホースクラブ募集馬一覧もあわせてどうぞ。

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