【最新版】コントレイル産駒の特徴と評価|成績・傾向・活躍馬と一口出資の考え方

コントレイルの来歴
現役時代
コントレイルは、日本競馬史上8頭目のクラシック三冠馬です。その偉業を無敗で達成したのは史上3頭目であり、父ディープインパクトと親子で無敗三冠を成し遂げた初の例として大きな話題を集めました。2019年のホープフルステークスでデビュー3戦目にしてGⅠ初制覇を飾ると、翌2020年の牡馬クラシック三冠(皐月賞・東京優駿〔日本ダービー〕・菊花賞)を全て勝利し一気にスターダムに駆け上がります。その内容も皐月賞は半馬身差、ダービーは3馬身差、菊花賞はクビ差と劇的で、まさに「ディープインパクトの最高傑作」と評されました。三冠達成後、同世代の無敗牝馬三冠馬デアリングタクト、歴代最強クラスの牝馬アーモンドアイとの“三冠馬対決”となった2020年ジャパンカップでは2着に敗れ初黒星を喫します。しかしそれまでの実績が評価され、2019年最優秀2歳牡馬、2020年最優秀3歳牡馬に選出されました。
2021年、古馬となったコントレイルは春の大阪杯に出走しますが、道悪馬場も影響し3着に敗退。続く天皇賞(秋)でもエフフォーリアの2着に終わり、ファンの期待に応えられない競馬が続きました。陣営は当初から「秋は2戦に全力投球して、(その後)引退したいと思います」と表明しており、有馬記念には出走せずジャパンカップをラストランとする方針を発表します。この有終の美を飾る一戦となった2021年ジャパンカップでは、鋭い末脚で見事優勝。競走馬コントレイルは通算11戦8勝(2着2回、3着1回)という輝かしい戦績でターフを去りました。引退の理由については、「十分な実績を残したこと」「父に次ぐ名馬としてこれ以上無理をさせたくないこと」などが挙げられており、矢作芳人調教師は「無敗の三冠馬として彼の名誉を守るためにも勝って、有終の美を飾りたい」とラストランに臨んだと語っています。
結果、その言葉通り有終の美を飾り、ファンの喝采を浴びながらコントレイルは競走生活に幕を下ろしました。
引退からスタッドインまでの流れ
ジャパンカップ優勝から間もない2021年12月、コントレイルは公式に競走馬登録を抹消し、生まれ故郷である北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることが発表されました。デビュー前から将来の種牡馬として大きな期待を背負っていた同馬だけに、引退後すぐにスタッドインまでの流れはスムーズでした。引退式は2022年の始めに中山競馬場で行われ、福永祐一騎手や矢作調教師とともに多くのファンに最後の雄姿を披露しています(※実際の引退式の詳細は割愛しますが、その人気ぶりが伺えました)。その後は社台スタリオンで新生活を開始し、初年度から多くの良血繁殖牝馬と交配されました。
種牡馬として供用開始した初年度(2022年)の種付料は1株あたり1,200万円と設定されました。この金額はクラシック三冠馬としても破格で、参考までに同じ三冠馬オルフェーヴルの初年度種付料600万円を大きく上回ります。社台グループが「次のディープインパクト」にと期待を寄せていたことが窺える待遇と言えるでしょう。事実、ディープインパクトも初年度種付料は1,200万円でスタートしており、コントレイルも父に並ぶ高評価で種牡馬生活をスタートしました
種牡馬コントレイルの評価と種付け動向
初年度の種付け料は1,200万円(受胎確認後)と、三冠馬に相応しい破格の設定でした。同じ三冠馬オルフェーヴルの初年度600万円と比べても2倍の強気な価格で、社台グループの「次のディープインパクト」候補としての期待の大きさが伺えます。実績に裏打ちされた人気は凄まじく、供用開始から今年まで毎年ブックフル(満口)状態が続いています。以下は年別の種付け料と種付け頭数の推移です:
| 年度 | 種付け料(受胎条件) | 種付け頭数(交配数) |
|---|---|---|
| 2022年 (初年度) | 1,200万円 | 193頭 |
| 2023年 | 1,200万円 | 211頭 |
| 2024年 | 1,500万円 | 205頭 |
| 2025年 | 1,800万円 | 185頭 |
| 2026年 | 1,800万円 | — |
初年度から毎年190〜210頭前後の繁殖牝馬と交配されています。種付け料は1,200万円→1,500万円→1,800万円と段階的に上がり、2026年度も1,800万円で据え置き。社台スタリオンステーションでは、イクイノックス・キタサンブラック(各2,500万円)、キズナ(2,000万円)に次ぐ第4位の価格帯です。初年度産駒がデビューした2025年以降も価格を維持できているのは、産駒がひととおりの結果を出しているためと見られます。
産駒に期待された特徴(デビュー前の見立て)
※以下は初年度産駒のデビュー前に書いた見立てです。実際にデビューした後のデータは後掲のとおりで、「芝向き」「スロースターター」という見立てはおおむね当たっていました。
まず芝向きかダート向きかについては、多くの専門家が「芝向き」と評していました。
距離適性に関しては、マイル(1600m)からクラシックディスタンス(2400m前後)まで幅広く対応できる産駒が多いと期待されています。コントレイル自身が3000mの菊花賞まで克服したとはいえ、小柄な体格(約450kg台)で瞬発力に優れたタイプだったため、産駒も極端なステイヤーよりは切れ味を活かせる中距離までが適鵬でしょう。その分、マイル前後の距離にも十分対応できる柔軟性がありそうです。現時点で専門誌などの距離適性評価でも「短距離寄りではなく中距離型」と位置付けられています。一部には「父ディープ譲りの瞬発力と母系由来のパワーを併せ持ち、ダート中長距離で台頭する馬も出るかも」との見方もありますが、まずは芝マイル~中距離路線でクラシックを狙える馬がどれだけ出るかが注目されています。
早熟性・仕上がりについては、意外にも「スロースターターかもしれない」という声もあります。トレーニングセンターの関係者によれば、「コントレイル産駒は総じてサイズは大きくないので仕上げやすい反面、成長がゆっくりで現時点(2歳春)ではまだ本格化途上に映る」とのこと。実際、POG本などで注目馬とされている一部の良血馬でさえ「現状の評価はもう一つ」という話も聞かれ、晩成型の説も浮上しています。しかし悲観は無用です。コントレイル自身が2歳暮れのG1を勝ちながら、古馬になってからも成長してジャパンCを制するなど決して早熟一辺倒ではありませんでした。同様に産駒からも2歳戦から活躍馬こそ出るでしょうが、真価を発揮するのは3歳秋以降というタイプも少なくないかもしれません。現に初年度産駒は血統登録頭数で約130頭おり、その中には6月の新馬戦に間に合う馬もいる一方、ゆっくり成長を促している馬も多いようです。総じて「素直で扱いやすく品がある」と評される馬が多く、馬体のアウトライン(輪郭)の美しさは共通しているとのこと。一口馬主の出資目線では、即戦力というより長い目で成長を楽しめる素材が多い種牡馬といえるでしょう。
コントレイル産駒の最新成績データ
初年度産駒(2023年産)は2025年にデビューしました。2世代が走った時点の数字を整理します。データは2026年8月時点のもので、随時更新していきます。
JRAでの産駒成績(2026年8月9日現在)
| 項目 | 累計 | 2026年 | 2025年 |
|---|---|---|---|
| 出走頭数 | 131頭 | 127頭 | 80頭 |
| 勝馬頭数 | 46頭 | 31頭 | 19頭 |
| 勝馬率 | 35.1% | 24.4% | 23.8% |
| 出走 / 勝利 | 589戦59勝 | 436戦39勝 | 153戦20勝 |
| 芝 | 487戦48勝 | 341戦29勝 | 146戦19勝 |
| ダート | 102戦11勝 | 95戦10勝 | 7戦1勝 |
| 重賞 | 28戦3勝 | 20戦3勝 | 8戦0勝 |
| EI(賞金効率) | 0.56 | 1.10 | 0.54 |
| 入着賞金 | 10億3,628万円 | 7億4,819万円 | 2億8,809万円 |
| 平均勝ち距離(芝) | 2,004m | 2,131m | 1,811m |
| 種牡馬ランキング | — | 16位 | 68位 |
2年目で一気に変わりました。68位 → 16位、EIは0.54から1.10へ、賞金は2億8,809万円から7億4,819万円へ。初年度こそ静かでしたが、2世代目が出走を始めた2026年に本格化しています。
もうひとつ注目したいのが平均勝ち距離の伸びです。2025年の芝1,811mから、2026年は2,131mへ。この記事の前半で「スロースターターかもしれない」という関係者コメントを紹介しましたが、実際に距離が延びてから結果が出るタイプだということがデータに表れています。父ディープインパクト、そしてコントレイル自身の三冠という背景を考えれば、順当な出方と言えるでしょう。
芝487戦48勝に対しダートは102戦11勝。基本は芝ですが、ダートの勝率も1割を超えており、まったく走らないわけではありません。
コントレイル産駒の主な活躍馬
| 馬名 | 性 | 母父 | 戦績 | 賞金 | 主な勝鞍 | 馬主 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ゴーイントゥスカイ | 牡 | Tapit | 5戦2勝 | 1億1,615万円 | 2026年 青葉賞(GII) | 個人馬主 |
| コンジェスタス | 牡 | Alamosa | 4戦3勝 | 7,083万円 | 2026年 京都新聞杯(GII) | シルクレーシング |
| チェリヴェント | 牡 | Successful Appeal | 10戦3勝 | 5,692万円 | 2026年 レパードS(GIII・ダート) | 個人馬主 |
| ジーネキング | 牡 | Into Mischief | 12戦1勝 | 4,875万円 | 2025年 2歳未勝利 | 個人馬主 |
| バドリナート | 牡 | Galileo | 6戦2勝 | 3,896万円 | 2025年 萩S(L) | サンデーレーシング |
重賞3勝の内訳が象徴的です。青葉賞(芝2400m)のゴーイントゥスカイ、京都新聞杯(芝2200m)のコンジェスタス——いずれも日本ダービーへのトライアルで、まさにクラシックディスタンスです。三冠馬の産駒らしい出方と言えます。
一方でチェリヴェントがレパードS(ダート1800m)を勝っている点も見逃せません。ダートの重賞まで守備範囲に入っており、「芝の中長距離専用」ではないことを示しています。
一口馬主目線では、コンジェスタス(シルクレーシング)とバドリナート(サンデーレーシング)がクラブ馬。コンジェスタスは4戦3勝で京都新聞杯を制しており、現時点でクラブ馬の筆頭格です。
母父の顔ぶれはTapit、Alamosa、Successful Appeal、Into Mischief、Galileoとほぼ全頭が外国産の母父。日本の主流血統との配合より、海外の血を持つ繁殖牝馬との組み合わせで結果が出ているのは、カタログを見るうえでの手がかりになりそうです。
データから見えてきた産駒の傾向
- 距離が延びてから本格化する…平均勝ち距離が芝1,811m(2025年)から2,131m(2026年)へ。2歳より3歳、短距離より中長距離で結果が出ています。
- クラシック路線に強い…重賞3勝のうち2勝が青葉賞・京都新聞杯というダービートライアル。三冠馬の産駒らしい適性です。
- 2年目で一気に浮上…リーディング68位→16位、EI 0.54→1.10。初年度の数字だけで判断するのは早計でした。
- ダートもこなす…レパードS(GIII)勝ち馬を輩出。芝で頭打ちでもダートという選択肢があります。
- 母父は外国産が中心…活躍馬の母父はTapit、Galileo、Into Mischiefなど。海外血統との配合で結果が出ています。
- 勝ち上がり率は平均的…累計35.1%。父ディープインパクトほどの圧倒的な数字ではなく、「大物は出るが全体の底上げはこれから」という段階です。
コントレイル産駒は「走らない」「失敗」と言われるのは本当か
無敗三冠馬という前評判が高かっただけに、初年度の静かな滑り出しから「失敗」「期待外れ」という言葉が検索されるようになりました。2世代が走った時点の数字で検証します。
Q. なぜ「走らない」と言われたのか
A. 初年度(2025年)の数字が地味だったからです。種牡馬ランキング68位、EI 0.54、入着賞金2億8,809万円。三冠馬の産駒に期待された水準には届いていませんでした。
Q. 2026年はどうなったか
A. 一気に変わりました。リーディングは68位から16位へ、EIは0.54から1.10へ、入着賞金は7億4,819万円まで伸びています。重賞も3勝(うち2勝は青葉賞・京都新聞杯というダービートライアル)。初年度の数字だけで判断するのは早計でした。
Q. どんな条件で走るのか
A. 距離が延びてから本格化するタイプです。平均勝ち距離は芝1,811m(2025年)から2,131m(2026年)へ伸びました。2歳戦で早々に結果を求めるより、3歳春以降の中長距離で待つ設計が合っています。ダートも102戦11勝と勝率1割を超えており、まったく走らないわけではありません。
社台・サンデー・シルクの募集馬(2026年度募集・2025年産)
当ブログでは社台サラブレッドクラブ・サンデーサラブレッドクラブ・シルクホースクラブの3クラブを中心に募集馬を見ています。ここでも、この3クラブを先に取り上げ、そのあとにほかのクラブをまとめました。コントレイル産駒の3クラブでの募集は社台3頭・サンデー4頭・シルク4頭です(2026年8月時点)。
社台サラブレッドクラブ(3頭)
| 募集馬 | 性 | 母父 | 生年月日 | 生産牧場 | 予定厩舎 | 募集総額 | 一口価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| マゲバの2025 | 牡 | Wootton Bassett | 2/3生 | 社台ファーム | 藤原英昭 | 6000万円 | 150万円 |
| グランドグローリーの2025 | 牝 | Olympic Glory | 2/16生 | 社台ファーム | 友道康夫 | 5000万円 | 125万円 |
| クオウトの2025 | 牝 | Galileo | 3/3生 | 白老ファーム | 奥村武 | 3600万円 | 90万円 |
社台の募集馬がどんな配合意図で生まれたのかは、2026年募集馬は何を期待されて生まれたのか?で種付けシーズンから整理しています。
サンデーサラブレッドクラブ(4頭)
| No. | 募集馬 | 性 | 母父 | 生年月日 | 生産牧場 | 予定厩舎 | 募集総額 | 一口価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 61 | フラーレンの2025 | 牝 | Pioneerof the Nile | 1/30生 | ノーザンファーム | 牧田和弥 | 6000万円 | 150万円 |
| 59 | リリーノーブルの2025 | 牡 | ルーラーシップ | 2/6生 | ノーザンファーム | 藤岡健一 | 8000万円 | 200万円 |
| 12 | マニーズオンシャーロットの2025 | 牡 | Mizzen Mast | 4/9生 | ノーザンファーム | 木村哲也 | 7000万円 | 175万円 |
| 60 | ゴーマギーゴーの2025 | 牡 | Ghostzapper | 4/4生 | ノーザンファーム | 池江泰寿 | 8000万円 | 200万円 |
各馬の見立てはサンデーレーシング募集馬ツアーまとめ④No.61〜80・サンデーレーシング募集馬ツアーまとめ③No.41〜60・サンデーレーシング募集馬ツアーまとめ①No.1〜20で1頭ずつ取り上げています。
シルクホースクラブ(4頭)
| No. | 募集馬 | 性 | 母父 | 予定厩舎 | 生産牧場 | 一口価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 9 | ワディハッタの25 | 牡 | Cape Cross | 手塚貴久 | ノーザンF | ¥140,000 |
| 10 | アルビアーノの25 | 牝 | Harlan’s Holiday | 木村哲也 | ノーザンF | ¥110,000 |
| 52 | アルルの25 | 牡 | Monsun | 矢作芳人 | ノーザンF | ¥140,000 |
| 53 | イーヴンソーの25 | 牝 | Camelot | 松永幹夫 | ノーザンF | ¥110,000 |
募集馬の一覧はシルクホースクラブ募集馬一覧に、各馬の見立てはシルクレーシング募集馬ツアーまとめ①No.1〜20・シルクレーシング募集馬ツアーまとめ③No.44〜63にまとめています。
そのほかのクラブ(13頭)
| クラブ | 募集馬 | 性 | 母父 | 生産牧場 | 予定厩舎 | 募集総額 | 一口価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DMMバヌーシー | ジョイカネラの2025 | 牡 | Fortify | ノーザンファーム | 中内田充正 | 9800万円 | 4.9万円 |
| 広尾TC | ストームハートの2025 | 牡 | Uncaptured | 辻牧場 | 蛯名正義 | 5400万円 | 1.8万円 |
| DMMバヌーシー | スウィーティーガールの2025 | 牝 | Star Dabbler | 下河辺牧場 | 杉山晴紀 | 5000万円 | 2.5万円 |
| 東京TC | プラヤデシエルタの2025 | 牝 | Orpen | 坂東牧場 | 四位洋文 | 2600万円 | 6.5万円 |
| G1TC | レディマカパの2025 | 牝 | Equiano | 追分ファーム | 森一誠 | 3600万円 | 90万円 |
| DMMバヌーシー | ファイナルドリームの2025 | 牡 | Frankel | 辻牧場 | 手塚貴久 | 3400万円 | 1.7万円 |
| 東京TC | レッドシャーロットの2025 | 牡 | ロードカナロア | 吉田ファーム | 庄野靖志 | 2400万円 | 6万円 |
| ユニオンOC | クロンヌデトワールの2025 | 牝 | オルフェーヴル | 矢野牧場 | 今野貞一 | 2400万円 | 6万円 |
| キャロットC | コンセッションズの2025 | 牡 | ダイワメジャー | チャンピオンズファーム | 3600万円 | 9万円 | |
| キャロットC | アトミカオロの2025 | 牝 | Orpen | ノーザンファーム | 5000万円 | 12.5万円 | |
| Blooming | エッセンシャルワンの2025 | 牝 | Bernardini | Blooming | 加藤士津八 | 2400万円 | 4.8万円 |
| Blooming | ザクイーンの2025 | 牡 | ヴィクトワールピサ | ノーザンファーム | 上村洋行 | 4800万円 | 9.6万円 |
| キャロットC | ファーストフォリオの2025 | 牡 | キングカメハメハ | ノーザンファーム | 8000万円 | 20万円 |
※募集頭数・価格は一口馬主DBおよび各クラブの募集資料をもとに、2026年8月時点で確認できた内容です。最新の募集状況は各クラブの公式サイトでご確認ください。
出資判断のヒントとまとめ
- 向いている出資者…クラシックを狙いたい人。重賞勝ちが青葉賞・京都新聞杯という王道トライアルに集中しており、ダービーを目指すロマンを買う種牡馬です。
- 待てるかどうか…2歳戦から動くタイプではありません。距離が延びる3歳春以降に狙いを定める余裕が必要です。早期回収を求めるなら別の種牡馬を検討したほうがよいでしょう。
- 配合の見方…活躍馬の母父はTapit、Galileo、Into Mischiefなど外国産が中心。海外血統を持つ母系は要チェックです。
- 価格との向き合い方…種付け料1,800万円が募集価格に反映されます。口数の多いクラブを選べば1万円台から持てるので、少額分散という選び方も現実的です。
- 押さえておくリスク…累計EIは0.56とまだ平均以下。2026年は1.10まで回復しましたが、産駒全体の底上げは道半ばです。「大物は出るが、当たり外れは大きい」段階だと理解しておきましょう。
総括すると、コントレイル産駒は「3歳の中長距離で本領を発揮する、クラシック狙いの種牡馬」です。2026年にリーディング16位まで浮上し、種牡馬としての方向性がはっきりしてきました。ここからGI馬が出れば、種付け料2,000万円超の世界に入っていくことになるでしょう。
更新履歴
- 2026年8月16日…通年で読める構成に全面改訂。産駒の最新成績データ、活躍馬の一覧、2026年度種付料1,800万円据え置き、2026年度募集(2025年産)のクラブ別ラインナップ、出資判断のポイントを追加。2025年度募集馬の個別紹介は削除しました。
- 2025年5月26日…初回公開。
▶ ほかの種牡馬と比べたい方は 【種牡馬考察まとめ】一口馬主のための種牡馬ガイド をご覧ください。目的別のおすすめと、リーディング順の比較表を載せています。
出資馬選びに迷ったら
「この父の産駒はどう走るのか」を、産駒成績データ・勝ち上がり率・活躍馬・各クラブの募集状況までまとめています。データは定期的に更新中です。
▶ 【種牡馬考察まとめ】一口馬主のための種牡馬ガイド(28本を目的別・データ順に整理)
- 「まず1勝してほしい」「クラシックを夢見たい」など目的別のおすすめ種牡馬
- 2026年リーディング順の種付料・勝ち上がり率・EI比較表
- 産駒デビュー前の種牡馬(イクイノックスほか)の募集状況
クラブ別の募集馬検討や見学ツアーのレポートは 一口馬主カテゴリ にまとめています。

